タイの経済

借金しないと、普通に生きられない国タイランド

タイは、家計債務が「異常に多い国」だと言われる。GDP比で約9割。数字だけ見ると、もはや先進国病どころか「借金の達人国家」である。すると必ず出てくる声がある。「タイ人は見栄っ張りだから」「計画性がないから」「金融リテラシーが低いから」うん、...
タイの日本人の行動

「刺激がない」と抜かす若造へ。バンコク二年目、停滞という名の贅沢

バンコクに身を投じて、はや二年。脂の乗りかかった三十路の若造が、ビールの泡を眺めながらポツリと漏らした。「最近、刺激がないんですよね」と。その直後に「昨日、彼女と別れたんですよ」と付け加えるあたり、おめでたいというか、実に人間臭い。彼が吐き...
タイの政治

頽廃した政略結婚:愛なき「家庭共同経営」の末路

2026年総選挙後、バンコクの裏通りで煙草を燻らせながら2026年2月。選挙という名の大掛かりな茶番が幕を閉じ、バンコクの空には逃げ場のない、あのねっとりとした不快な湿気が戻ってきました。国民が熱に浮かされたように投じた一票が、一体どこへ消...
タイは親日国という幻想

微笑みの国の「親日」という幻想に抱かれて、溺れる日本人

親日だから大丈夫? 現地で直面する意外なギャップと賢い旅の心得悠々自適な引退生活を夢見てバンコクへ渡ったはずが、気づけばこの街の混沌と排ガスにまみれて早数中年。どうも、盤谷爺(ばんこくじじい)です。今日も今日とて、冷房の効きすぎたカフェで、...
タイから見た日本の姿

泉房穂/国家の闇暴く前日暗●された政治家の師/税金と社会保障費増やし 国民苦しめる官僚政治

10歳で政治を志し、25歳で石井紘基さんと出会い、その石井紘基さんが殺された翌年、40歳のときに衆議院議員となった。47歳から59歳までの12年間、明石市長、そして昨年、61歳で参議院議員。“これまで”と“これから”を語ったロングインタビュ...
日本人の不法就労

タイ・バンコクで暗躍する日本人アテンド業者の正体とは?

在住者の「小遣い稼ぎ」に加担するリスク。タイの聖域を侵す、自称・友人たちの罪。タイの空気に溶ける「親切」という名の違法バンコクの湿り気を帯びた空気が、肌にヌッとするまとわりつきを見せる。スワンナプーム空港の到着ロビーを出た瞬間、私たちはその...
タイの政治

【タイ政治】7.2%の断末魔と閉店セール。自然淘汰される微笑みの国の行方

7.2%の断末魔と、微笑みの国の「閉店セール」――盤谷爺が見る政治市場の自然淘汰バンコクの乾季、その「風物詩」とも言えるPM2.5の鉛色の沈殿が、今年も私の老いた肺を容赦なく締め付ける。街角に立ち並ぶ選挙ポスターは、排気ガスと砂埃を浴びて無...
タイから見た日本の姿

善意という名の「脆い盾」:中国ECサイトに並ぶゴミ袋と、崩れゆく日本的性善説の末路

安さに群がる日本人が失う「信頼」の価値善意が裏目に出る格安ECの罠やれやれ、日本という国は相変わらず「お利口さん」が過ぎるようだ。バンコクの湿り気を帯びた熱気の中で、スマホの画面越しに日本のニュースを眺めていると、時折、乾いた笑いしか出てこ...
タイの日本人の行動

不法就労告発 No.01

Xで見つけた。他のDTVビザの方に迷惑なので速やかに仕事を止めて日本にお帰りください。
日本人の不法就労

バンコクの美容師は不法就労?鏡に映る「偽りのカリスマ」の正体

鏡に映るのは「美容師」か、それとも「不法就労者」か。バンコク理美容界の、美しき綱渡り。やれやれ、今日もスクンビットの路地裏では、ハサミの音が軽快に響いている。「タイで日本人美容師として腕を振るいたい」……そんな志を抱いてバンコクの土を踏む若...
日本人の不法就労

寺院前で抹茶アイス。なぜそれは「善意」で済まなかったのか

抹茶の芳香、手錠の冷感――チェンマイ寺院前に散った「甘くない」夢の跡やれやれ、これだからタイの太陽は、時に眩しすぎて目が眩む。チェンマイの古刹、ヤン・クワン寺院。その静謐な門前で、一人の日本人が手作り抹茶アイスを売っていたという。名前はジュ...
タイの様々な犯罪

バンコクの風に消えた100人の影:微笑みの国が供する「自由」という名の闇市場

タイ警察が関与?! 入管収容中の中国人100人超を国外逃亡手引き誰が彼らを消したのか?微笑みの国が隠し続ける暗部バンコクの湿り気を帯びた夜風に吹かれながら、私は思う。この街で「不可能」という言葉ほど無意味なものはない、と。先日、スワンプル移...
タイの様々な犯罪

タイの暗闇に紛れる「偽りの戸籍」―微笑みの国の裏側で踊る幽霊たち

中国人のタイ戸籍不正取得に関する事件あるあるタイの青い空を見上げていると、時折すべてが虚構に見えてくる。この国では、アイデンティティすらも屋台のパッタイと同じように、適正価格で注文できる「商品」に過ぎないらしい。2026年、チェンマイののど...
日本の常識 VS タイの非常識

エアコンの温度設定:日本とタイの、冷たい国境線

エアコンの温度設定:日本とタイの、冷たい国境線想像してみてほしい。日本のオフィスで、ネクタイを緩めたサラリーマンが、額の汗をハンカチで拭きながら「これがエコだよ」と自分に言い聞かせる。エアコンはきっちり28℃に設定され、節電の旗印の下で皆が...
バンコクで起業

「空きテナントの誘惑と、失敗する日本人」——バンコクで見えてくる“事業の落とし穴”

バンコクで長く暮らしていると、「タイで事業を始めたけれど、騙された」「うまくいかず撤退した」という話を耳にする機会が、どうしても増えていく。もちろん、すべてが本人の落ち度ではない。制度の違い、文化の違い、商習慣の違い。そこに悪意を持つ人間が...
タイから見た日本の姿

努力は報われる、という神話が人を落としていく

— 日本社会という“静かなふるい”とメリトクラシーの正体 —成果主義の顔をした選別装置を、タイから眺めてみた日本はよく「努力すれば報われる社会」だと言われる。学校でも、会社でも、政治のスピーチでも、この言葉は万能薬のように使われる。けれど実...