恒常的な都市問題

2011年の歴史的な大洪水の教訓が制度化されないタイの現実

2011年の歴史的な大洪水の教訓が十分活かされていないタイ社会洪水は「自然の宿命」か、それとも「制度の怠慢」かタイに暮らす人々にとって、洪水はもはや季節の風物詩に近い。雨季になると必ずどこかで冠水が起こり、ニュース映像には水に浸かった道路や...
タイの様々な犯罪

観光都市パタヤに潜む“影の医療”

~安さの裏に潜む危険──パタヤ無許可クリニック摘発~観光都市パタヤは、タイの中でも特に外国人観光客に人気の街である。ビーチリゾートとしての華やかさ、夜の歓楽街の賑わい、そして近年はショッピングモールや高級ホテルの整備によって「国際都市」とし...
タイ料理・食事関連

ジョーク(โจ๊ก)とカオトム(ข้าวต้ม)の違いを歴史的視点から見てみた

朝のバンコクを歩けば、屋台から漂ってくる湯気の向こうに、二つの「米を煮た料理」が並んでいるのに気づく。ひとつはとろりとした白い粥、豚団子や生姜がのったジョーク(โจ๊ก)。もうひとつは、さらりとしたスープに米粒が泳ぐカオトム(ข้าวต้ม...
タイの社会課題

質問:タイでは「貧困地域でも食料不足で餓死するケースはほとんどありません」というのは本当ですか?

ご質問ありがとうございます。その言説について、データを基に回答します。回答:結論から言うと、その言説は「統計上『餓死』という直接的な死因が多数報告されているわけではない」という意味では表面的な事実かもしれませんが、タイの深刻な「食料不安」と...
タイの違法就労の実態

「タイ在住者向け副業ガイド」の甘い罠:ローカル体験ガイド副業の闇

在タイ日本人副業のローカル体験ガイドの副業って何?タイ在住の皆さん、最近どこかでこんな囁きを聞いたことはありませんか。「副業で観光ガイドやろうぜ。ローカル体験を売れば1日で数万バーツ。ビザ? そんなの気にすんな、みんなやってる」――。まるで...
タイから見た日本の姿

「ディストピアっぽい日本」の未来について

『静かなる崩壊 ― 未来の日本は、ちゃんと滅びている』気づいたら、日本はちゃんと滅びていた。爆発も暴動もなく、ゆっくり、静かに、マナーよく。列を乱さずに滅びていく国なんて、世界広しといえど日本くらいだろう。今日も電車は定刻どおりに走り、老人...
日本の奇妙な制度

日本の外国人介護人材受け入れ制度は誰のため?

日本の外国人介護人材受け入れ制度は誰のため?1. 喫茶店での会話から「どうも、盤谷爺さん。日本の介護現場って、外国人がどんどん入ってきてるんでしょ?」バンコクのカフェで、タイ人の友人がストローをくわえながら聞いてきた。「そうだよ。EPAだの...
日本の常識 VS タイの非常識

日本では常識でもタイでは非常識 コンドミニアム購入編

常識の逆転現象日本でマンションを購入する際、多くの人がまず確認するのは「日当たり」「眺望」「静けさ」です。しかし、バンコクで同じ基準を持ち込むと、現地の不動産業者からは「そこは重要ではない」と言われることが少なくありません。タイでは、外国人...
タイ移住関連

「年金と貯金だけでは破綻する」タイ移住、中高齢者を待つ残酷な現実と「生き抜く」ための収入戦略

物価上昇で夢崩壊!? タイ移住シニアの悲痛な叫び。生き残るための「自力救済」「温暖な気候でのんびりと年金暮らし」「日本の半分以下の物価で豊かなリタイア生活」… 。タイ移住を夢見る多くの中高齢者が抱く、そんな甘い幻想。しかし、その夢は、計画性...
タイローカルニュース

【王室】シリキット王太后陛下が崩御 享年93歳 – 観光客も注意が必要

この文章は、2025年10月25日に崩御されたタイ王国のシリキット王太后に関する服装と行動のガイドラインの一部です。🕊 背景:王太后の崩御に伴う国民的喪シリキット王太后はタイ国民から「国民の母」として敬愛されていた存在。享年93歳で、バンコ...
タイの社会課題

制度はあるが、現実は別 ― タイにおける“制度倒れ”の常態

タイ政府が大麻規制を打ち出したとき、見出しは立派でした。「THCは0.2%未満に抑えること」。なるほど、紙の上では世界に誇れる厳格な基準です。しかし、誰がどうやって監視するのかは誰も考えていなかった。結果、制度は「作った瞬間がピーク」で、そ...
タイの日本人の行動

日本では“善意の無償活動”とされるプロボノが、タイでは無許可なら不法就労になる

プロボノとは?プロボノ(pro bono)とは、専門的な知識やスキルを無償で提供し、社会や公共の利益に貢献する活動のことです。語源はラテン語の pro bono publico(公共善のために)。🔑 基本的な意味専門性を活かす社会貢献弁護士...
タイの日本人の行動

パラダイス・トラップ:タイで「紹介動画」上げて稼ぐ日本人、実は違法?

タイの楽園でインフル失格? Work Permit無視の日本人インフルエンサーへあはは、タイの青い空の下で、ビーチでノートPC開いて「インフルエンサーやってまーす!」ってポストする生活、憧れちゃうよね。インスタで地元のカフェ紹介したり、タイ...
タイの社会課題

知らなかったでは済まない─タイのショッピングモールで偽物を買うリスク

1. 安さの誘惑は“合法”に見える顔をしているバンコクのショッピングモールを歩いていると、ふと目に入る「ブランドバッグ 2,000バーツ」の札。「え、シャネルが7,000円?」「ロレックスが1万円?」──旅行者なら誰もが一瞬、財布の紐を緩め...
タイのビジネス関連

安さの殿堂が“高級スーパー”に化けた日

――ドンドンドンキ・バンカピ撤退の教訓深夜のドンキで、カップ麺や激安のお菓子を抱えてレジに並んだ記憶を持つ人は多いだろう。雑多に積み上げられた商品、やたらと耳に残るテーマソング、そして「安さの殿堂」という看板。日本のドン・キホーテは、安さと...
タイの日本人の行動

タイ人の失笑を買う日本人──海外での“自分”はもう“個人”ではない

海外でのあなたは、もう“ただの自分”ではない。どんなに隠しても、あなたの一挙一動が“日本人の代表となるバンコクに住んで十数年。屋台のカオマンガイよりも、近所のセブンの冷凍パスタの味に詳しくなった頃、ふと気づいたことがある。それは、「海外に出...